【2016年を振り返る① ~就活編~】 幸せっつーのは風邪みたいなもん、かもしれない
年末ですね。眠いです。(笑)
今年もガキ使の時期になりました。今回は科学博士ということで、過激な演出に期待ですね。
年の瀬も年の瀬ということで2016年を軽く振り返っていきたいと思います。
大学4年生ということで、月並みに就職活動をしました。
でも学生団体の活動にも勤しみました。
そして何より、本をしっかり読むようになりました。
備忘録がてら書いていきたいと思います。
この投稿は就活メインです!
1)東大生に月並みの就活をしていた時期
1・2・3月は就職活動とサークルと、UTVCの活動、それとNPOカタリバでのインターンと大忙し。
ちなみにカタリバとはこんな感じ↓
1月の頭に期末試験が終わってから就職活動冬の陣がスタート。
国交省の宿泊型ワークショップで観光政策について2泊3日で考えたり、
BTMUのインターンで5日間、横浜の施設で銀行業務について学んだり、
そのほか、いろいろな日系大手企業の1Dayジョブや説明会に参加していました。
そう、就職先としてベンチャー企業なんて全く考えていなかったんですよ。
でも就活をしているうちに、いまの自分の延長線上にいるような方ばかりと会っているなぁと思ったタイミングがちらほらと。
なんだろうな、僕はココで働いたとして、企業に誇りを持つことはあっても、企業の肩書を抜いた自分には誇りを持てないんじゃないかって思ってしまって、どんどん魅力的に思えなくなっていった、のです。
もちろん社会的に意義のあるお仕事だし、
きっと諸先輩方なりの工夫もあるのでしょうけど、
追いつけないことは無い。
うーんどうしようか。。
2)内定先との出会い
ちなみに就職先のジョブに参加して、試しに選考受けてみるかーと思ったのが2月末。
きっかけは、就活相談をさせていただいた社会人の方からの何度も連絡をいただいたことだった。
正直な話、参加しますと言ったときの動機としては、就活が終わった後の話題になるかなって不純なモノだった気がする。
ただ、前述の、大手日系への想いが下がった、まさにそのタイミングにジョブがあって、
「官僚目指すかぁ。でもベンチャーだったら全く違うかもなー」という風に関心が高まっていたんです。
で、当日、課題に取り組んでみて、そこそこの刺激が心地よく、あれ、ビジネスって意外と作れる?と過信したのが運の尽き。(笑)
少人数の選考イベントに参加して、そのまま選考ルートに乗ることになりました。
ただ、いろいろと合間を縫って面接を受けていたのですが、
途中で遅刻をかましたり……
役員O氏にめっちゃプッシュされて、このまま行けるっしょと思った矢先、社長に「社員ともっと会って話してこい!」とやり直しを命じられたり……
と順風満帆とは程遠いながらとりあえず内定までこぎ着けた、のは4月の頭の話。
誕生日までに内定欲しいなぁって思ったっけ。
3)で、どうするんだい?
ただ、内定(正式には内々定)をもらっても、一体全体どうしようかという迷いはありました。
とりあえず、周囲には驚かれるし呆れられるし。(笑)
他にも就職先あるかなと思ったんですけど、どうせだったら自分と似ていない属性の人が多いところに行きたいなぁと。
それにあれこれ悩むよりは、早めに覚悟決めて、早めにいろんな努力を積んだ方が身のためだなということで、就職活動をパタンと辞めてしまいました。
覚悟って大事だと思うんですよね。それがないと辛いときに頑張れないというか、なんというか。(覚悟なく東大に入って、最初の1年、腑抜けになったことを思い出します。)
ただ、覚悟を強いられる状況として受け入れられるものもあれば、そうでないものもあると思っていて、すくない席を争うために同期を意識した出世競争は僕の受け入れられる覚悟ではなかった。
ただ、それだけの話です。
4)幸せの方程式
熊本県の蒲島郁夫知事が著書の中でおっしゃっていた、幸せの方程式が印象に残っています。
知事曰く、幸せとは
Economy:経済性 Pride:誇り Security:安定性 Hope:希望
の4つの変数によって左右されるんだそうです。
比較的納得のいく話ですが、経済的にどの程度のレベルで満足するかなんて人それぞれだし、何に誇りや希望を持つか、あるいは何をもって安定とするかだって十人十色。
気分次第でこの世の中は幸せにも、不幸せにもなる。
病は気からなんて言いますが、これじゃ幸せも気からなんじゃぁありませんかと。
ちなみに、僕は誇り、しかも自分に対しての誇りを大事にする人間のようです。
いままでの人生でもそうでした。
挑戦しない、困難な課題に取り組まない自分は残念で残念で仕方がない。
だから、自分に責任がずっしりと乗っかってくる状況じゃないと嫌だし、そもそも頑張る気力がわいてこないんだから、もうここでやりきるしかないんです。
振り返りつつ、そんな決意を新たにする大晦日。(になってしまった)