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モチベーションの源泉、と蒲島 郁夫 熊本県知事

■蒲島 郁夫 知事

尊敬する人に、熊本県知事の蒲島郁夫氏がいらっしゃる。

もともと高校卒業後すぐに就職し、一度目の職場を3週間で辞めて、農協の職員をされていた蒲島さん。
ふとしたきっかけで海外の研修プログラムに参加したことがきっかけで学問に目覚め、ネブラスカ大学で学士および修士をとる。

勤勉なため、指導教官から博士課程に進み農業の専門家になることをすすめられたが、なんと蒲島さんは政治学を志すといいはじめる。
農業から政治学へ、しかも向かうはハーバード。どうしたものかという状況だったものの指導教官からの推薦状がきき、最終的には肩を押される形でハーバードの門をくぐったのだ。

持ち前の勤勉さはここでもいかんなく発揮され、当時の政治学の権威のハンチントンの学説を正面から否定。
興味深い論文は評価され、博士課程も修了。

日本に戻ってからは筑波大、東大と教鞭をとり、2008年に熊本県知事選に立候補、当選。

 

その後は「皿を割れ」を合言葉に県庁職員を鼓舞し、ダム建設に関する対立の矢面に立ち、また九州新幹線開通をきっかけとしたPRでは「くまモン」とともに熊本を売り込んだ。県民からも信頼は厚く、3選。熊本地震からの復興や農業の強化にご尽力されていると思われる。

 

そんな、知事の公約は、「熊本県民の幸福量最大化」なのだ。

幸福とは何か、それは「経済性」「安全・安定」「誇り」「夢・希望」の4つが指標として機能するもの。

この考えが、なるほど確かにと思わされる内容で、すごいと思う。

過去と未来のあいだに現在の私がおり、客観と主観の中央には観点としての私がいる。

きれいに4象限に分類できる気がしていて、面白い。

 

 

そんな蒲島知事に会えるかもしれない。

人脈は資産になるとは聞かされてきたけれども、それをひしひしと感じるのである。

 

■ モチベーション

モチベーションの源泉、やる気スイッチの押しどころは各人で異なるだろう。

僕は「わくわく」とかそういった感情よりも、義務感というか許せなさというか、そういったプ└ライドをくすぶるなにかがなければ十分には力を発揮できないようである。

情けなさだけでは無理で、情けない自分が許せない、そう思えて初めて頑張る。

 

だから周りに慰める人間がいると参ってしまう。どうせだったら力強くなじってくれた方が力強くなれるのだ。

 

許せない自分像、こうはなりたくないというものをしっかりと持つ。