マーケターの雑記帳 ~波に乗るより波を起こそう~

SEOコンサルタントの毎日をどんどん楽しく書き上げます!

予想外に役立って、予想以上に感謝された話

25日から28日にかけて福島県会津若松市に行ってきた。

 

最終日は雪が積もっていて鶴ヶ城がとてもきれい。

f:id:BokuMuraemon:20161229140109j:image

 赤瓦が鶴ヶ城の特徴ですが、雪が混じり、本物の桜のように🌸

姫路や熊本、大阪と、城のある地域に住んでいたからか、石垣をみると落ち着きます。

 

会津若松になんで赴いていたかというと、

福島県会津自然の家が主催する、「冬休み楽習宿」に大学生スタッフとして参加して、地元の小学生たちとめっちゃ交流してきたから(^-^)

 

 

会津自然の家は僕らUTVCが関わる復興支援事業(そのうちの大熊中学校への学習支援ボランティア派遣)で学生が宿泊先として利用する施設。

大熊町福島第一原発の事故で全域、避難を余儀なくされたんだけど、そこの大熊中学校は会津若松市に移り、プレハブ校舎にて子どもたちは授業を受けているんだ。

教育委員会から東大の方に話があって、夏と春の長期休暇中に大学生が赴くことになったとか。

 

今年の夏、その活動に参加していた東大生にコンタクトをとったのが自然の家のスタッフ、聡さん。

「『楽習宿』にも東大生さん、来てくれませんか?」

僕自身はその活動には参加していなかったんだけど、法学部同期の友人やUTVCの後輩経由でその話を伺い、うん、結構面白そうってことで引き受けたのが9月のお話。

 

震災から5年が経って、僕にはひとつ不安があって、それは大熊の人たちは会津の人たちに溶け込めているのかってこと。

同じ地域に住んでいるのに別の帰属意識があるって、日本では珍しいことだと思ってて、なーんか嫌な分断があったりしないだろうかって思っていたんだよね。

f:id:BokuMuraemon:20161229142055j:image

だから、大熊の子どもたちも、会津若松の子どもたちも、

どちらも対象となるような活動ってめちゃくちゃ価値があるんじゃないかと思ったんだ。

だから二つ返事で、やります!

と言ってしまった 笑

ただ、まったく面識のない中でやり取りするのはやっぱ難しかった。

こちらとしてもどういうスタンスで臨めばいいか少しわからなかったし、

先方としても東大生に「来てもらう」のが恐れ多かったらしい。(期間中お話しして判明した)

社会人になったらこういう面識のない人とのコミュニケーション増えるだろうから気をつけないと 汗

 

少し脱線しましたが、ゆるくコミュニケーションをとりながら、

東大生を集めつつ、

最終的に僕含め4人でお邪魔して来ました。

僕らは子どもたちに勉強の楽しさを伝える代わりに、宿泊費や食費は免除してもらってありがたい限り。交通費だけの負担でした。

こういう旅行の形、もっと増えたら面白いなって思うんですけど、どうなんですかね?

住み込みで働くから一宿一飯の恩義をちょーだい、みたいな。

厚かましいですか… 笑

ちなみに、東大生が参加するって明記された今年の楽習宿は、申し込みが殺到し開始30分で締め切り。

その後も申し込みの問い合わせは鳴り止まず、のべ170名からの応募があり、もともとの定員が50名のところ62名の参加を認めることになったそうです。

そんなニーズがあるなんて正直驚きましたね。

 

さて、感想を言うと、とても疲れました 笑

小学生めっちゃ元気で、最終日、僕は人間遊園地状態に。汗びっしょり 笑

いまも背中が筋肉痛です(−_−;)

 

でも、とても楽しかったですね。

楽しさ 〉疲れ です。

f:id:BokuMuraemon:20161229142424j:image

自習に付き添うだけでなく、

その前に4人で考えた子どもたちの好奇心をくすぐるようなパネルディスカッションをしたり、

クイズ大会を実施したり。

修学旅行で東京を訪れる高校生に大学について語るアルバイトでの経験や、去年のNPOでの経験をフル動員して企画して、なんかこう、教育系のノウハウをフル動員してめっちゃ学生生活の集大成感がありました。少し寂しい。

 

小学生も楽しんでくれたはず。ここから東大目指す子が出てきたらとても嬉しいなー

僕たちの伝えたかった、自分の枠を超えた外の世界を見てみよう!というメッセージ、これも伝わってると信じたい 笑

 自然の家の職員の方々に感謝いただいてものすごく恐縮しました。

 

加えて、参加してくれた東大生も充実した3日間となったようでセッティングした身として、とても安心しました。

 

ちなみに、偶然ですが、他の3人の東大生、何かしらで接点があった人たちでした。

とても細い線で繋がってたんです。

f:id:BokuMuraemon:20161229144009j:image

Facebookでシェアして、

UTVCの他のメンバーもシェアして、

集まった3人。各人、別々のシェア投稿をみて申し込んでいたのに。不思議なものです。

 

その中の1人は川人ゼミの後輩だったんですけど、

僕が以前書いていたブログを受験生時代の励みとしていたと、去年の総会で伝えてくれた子だったんです。( ̄▽ ̄)

総会でカメラ抱えてパシャパシャしてると、「先輩!先輩とお会いしたいって人がいます!」と紹介されたのが彼女。

当時、ブログそろそろ飽きてきたなーと思ったタイミングで、しかも日常をだらだらと書きなぐるだけのブログだったから、何が面白かったのかわからなくて、ありがとう😃とだけ伝えたんだけど、まさかここで再会するとは 笑

ちなみに帰りの新幹線が一緒で、読んでいた訳を尋ねてみると、

その飾らなさがよかったらしい (´∀`)

 

まじか(´∀`)

 

東大生のリアルさが伝わってきて、それだけで価値があったんだとか 笑

 

 

予想外に役立って、予想以上に感謝されたお話。