また行きたい! そう思わせるのはどんなとき?
熊本県を舞台にした体験活動プログラムを作っています。
体験活動プログラムとは、東京大学が運営している学習プログラムで、
座学だけじゃなくて、もっと肌ざわりのある経験をせいっ!と、社会で現場でより深い学びを提供してくれるプログラムのことです。
僕たち、熊本サプライズUTokyoがつくっているのもそのプログラムの1つ。
2つ作っていて、
A班のテーマは復興。熊本地震からどのように災害が受け止められ(あるいは受け止められず)、創造的復興へと向かっているのか(あるいは向かっていないのか)という話だけでなく、
水俣病についても取り上げる予定で、過去・現在・未来という時間軸や、市民・県・国といった主体といった様々な観点から考えを深めていければと思っています。
B班のテーマはブランド化。
ブランドを確立しているものなのか、ブランド化を画策しているものなのかといった立ち位置の違い。
農業に関するものなのか、観光に関するものものかといった産業の違い。
そういった2軸でいろいろな話を聞いていくプログラムです。
具体的には、くまモンプロジェクトの話や、温泉手形をはじめてやった黒川温泉、塩トマトなんかがカギになってくるかと。
そしてそれらの学びを通して、蒲島郁夫熊本県知事の幸福量最大化政策について考えるってのが目的です。
で、今日は軽くプロジェクトのメンバーと話題になったのが、
どうすればプロジェクトのゴールを達成したことになるのか、です。
前提として熊本県のPR活動への寄与というのがミッションで、熊本を話題にする人が増えたらいいよねってのが大まかな合意だったのですが
長く充実させて、熊本へのエンゲージメントを高めるのを目指すのか、
短く刺激を与えて、また来たいな、行きたいなと思わせるのを目指すのか。
後者かなと勝手に思っていたのですが、わりと前者よりの意見が多く、みてきたものが違うと基準も異なるんだなと勝手に面白がっていました。